・2019年2月21日

初稿をあげました。規定ページ数に収まっていませんが、初稿は大体そうなるのでこれから削ります。

並行して、途中で止まっていた方も再開します。体が一つだと何かと不便ですね。

一昨日、初恋ロスタイムの映画化が報道された仁科さんが東京にいらっしゃったのでお会いしました。

もう何度も東京にはいらしているはずなのですが、JRの路線図はあまり覚えていらっしゃらないみたいです。

帰りは新幹線だったらしく、水道橋から東京駅までの移動を共にしました。

総武線に乗ったのですが、御茶ノ水でも秋葉原でも降りる動きを見せなかったので、

「降りないんですか?」と尋ねたところ「だってまだ東京駅じゃないじゃん」という感じの反応が返ってきました。

面白かったので、秋葉原でドアが閉まったところで「まあこれ、あとは千葉に行くだけなんですけどね」と教えたら凄く怒られました。

その後はきちんと秋葉原に引き返して乗り換え、東京駅まで一緒に行きましたよ。わたしえらい。えらいわたし。

 

 

 

 

 

・2月21日⑱

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『子どものための哲学対話』という本で、ペネトレという猫が言います。

宝石の価値の一つに、綺麗な見た目、がある。

宝石のイミテーションは、見た目が本物そっくりにキレイだ。

だからイミテーションは、宝石として本物と同じ価値を持っている。

――だいたい、こんな感じの論法だったと思います。

私はこの物言いがとても好きで、高校生の頃に読んだ本ですが、未だによく読み返します。

大人が読んでも楽しい本――というか、何度も読み返したくなる本ですので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

・2月21日⑰

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「本当の○○」という時、そこには「それ以外は嘘である、偽物である」という傲慢さが常につきまといます。

「本当の○○」は、言ってみれば自分の価値観をかなり直接的に他者に表現する話法でもあり、それなりの覚悟が要るものです。

「本当の」と口にした瞬間に、本人の意思とは無関係に、言葉の構造上、周囲の「それ以外」が嘘として貶められてしまいますから。

「本当の○○」が出てきた時、個人的にそれは老化現象の兆候でもあり得るなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

・2月21日⑯

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たしか、一度ツイッターで、数日載せたことがあったでしょうか。

石油王がいるなら石油二等兵もいるかな、みたいな単純極まりない発想です。

その後、石油二等兵という語感だけがどんどん頭に刷り込まれ、詩ができていきました。

ビジョンの無いまま作ったらどういう風になるんだろうと思いましたが、何となく落ち着いたところに着地したなという気がします。

 

 

 

 


・2019年1月30日

先週、小学館に打ち合わせに行ってきました。

小学館の下にはカフェがあって、初めて編集さんに連れていってもらいました。

以前もそこに連れていってもらったことがあるのですが、その時は店の前まで行ったところで

「あっ! 今日お休みみたいですね!(爆笑)」

と言われて断念していたので、今回は行けて良かったです。コーヒーごちそうさまでした。おいしかったです。

そんなこんなで、原稿執筆の予定が詰まってきました。

順次、ケツの決まっているところからやっています。頑張ります。

そんな中、詩作は気分転換になっていて、良い休憩になり、初めて役に立っている気がします。

 

 

 

 

 

・1月30日⑮

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詩を読むのが苦手な私ですが、唯一とても好きなのが、谷川俊太郎さんの「がいこつ」です。

私は岩波文庫の「自選 谷川俊太郎詩集」で読んだのですが、調べたら絵本にもなっているんですね。

あの詩は本当に凄まじい読後感があって、ああいう感じってどういう風にやれば出せるんだろうって考えていますが、全然見えてきません。

それでも頑張って挑戦してはいるのですが、本当に難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月30日⑭

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打ち合わせに行った帰りの電車で、独りで喋り続けているおじいさんがいました。

シラフなのか酔っているのかは分かりませんでしたが、そこにいない誰かに喋り続けていることだけは分かりました。

認識が定かでない状態でも話し掛ける対象がいることは、嬉しいことなのか悲しいことなのか、どうなんだろうなあ――と、おじいさんの声を聞きながら考えていました。

あと、小学館に行った時にお菓子の詰め合わせを持っていったのですが、お店で見た、箱の中に整然と並んでいたお菓子がすごく綺麗でした。

贈り物って箱にキッチリ並んでいて、それがとても「贈り物感」を醸しているように思います。

詩も、字数行数揃えてキッチリ並べたら、贈り物感出るかなあみたいに思って、こういうレイアウトになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月30日⑬

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この前、ツイッターにあげたやつです。

先日、基礎を大事にしたいですねえ、という話になった時に、思わず「基礎力~~~!!」と天を仰いでしまいました。

基礎を見つめ直す時にはいつも、それまで「味がある」とか「持ち味だよね」とか言われていたものが、実は単なる癖に過ぎなかったんじゃないだろうかと怖くなります。

 

 

 

 


・2019年1月11日

もともとは、国語の教職免許を取る際、詩を扱った指導案を作らなければならなかったことが始まりでした。

今でもそうですが、詩はどう読めばいいのか分からず、興味も持てず、現代詩にいたっては、専門雑誌等で「良い」とされている詩篇のどこが良いのかも分からず、途方にくれています。

それでも学習指導要領を見てみれば、物語や詩歌を作る――という指導例が記されており、読む方にしろ作る方にしろ、自分で何がしかのアプローチはしておかないといけないのだなということで、2017年の末くらいから四苦八苦しながらやっているところです。

塵も積もればなんとやらで、いつの間にか作ったものが100くらいになっていたので、少しはどうにかなりはじめたかな、というものを選んで置いておきます。

今後も新しくできた物から上に置いていきますので、暇潰しにどうぞ。

感想や具体的な添削等あれば、連絡先(メール、ツイッターなど)からお送り頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑫

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ここ数年流行の「多様性の尊重」をテーマに作ったものです。

ちなみに、多様性の尊重というと、よく「他者を認めよう」なんて言葉が出てくるんですが、「認めよう」なんて凄まじく上から目線のことよく言えるなと思います。お前に認められなきゃ存在できねえのかよ。何も尊重してないじゃんそれ。

多様性と言えば、京大の酒井教授の記事が面白いです。皆さんも読んでみてください。

変でいい。でも変な奴はほめられないから、ほめられない覚悟を持て――というのはそのとおりだなと思いました。

世界が滅んでも生き残るため、京大生よ変人たれ。酒井教授が語る、カオスに立ち向かうための「京大の役割」

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑪

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無責任なマッドサイエンティストが好きです。(性癖)

子供の頃、「鉄が錆びるのは、錆びている状態が鉄にとって安定している状態だから」というような説明を受けた覚えがあり、同様に、「爆発物も、爆発し終えた状態の安定を目指すから爆発するのだ」みたいなニュアンスを得て、妙に感心した覚えがあります。

キレそうな人は見るからにアンバランスさがあり、キレる瞬間のあの周囲の緊張感と相まって、何とも言えない臨場感が醸し出されますよね。

理科の実験で、水素が燃えたワーッ、という類の盛り上がりと同質のものがあると個人的には思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑩

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1度、ツイッターで出したことがあるものの再掲です。

きっかけ等は、ここで何か言うよりも、こちら(「たたきつぶす国語」)を読んで頂ければ色々と察して頂けるかもしれません。

あとはこちらのツイートの影響も多少あると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑨

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これも、ツイッターでの再掲になります。

本歌はもちろん、サラダ記念日です。

短歌と詩を並べて見てみると、短歌はやはり凝縮されていて凄いなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑧

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昨年、ツイッターでたくさん拡散して頂いたものです。

クリスマスの翌日あたりに再度リツイートが伸びたりして、闇が深いなと思いました。

ちなみにこれは、大学生の時に、バイト先のOさんがMくんに無断で頭を撫でられた際に、Mくんが去った後で「あーもー! Mちょーキモイぃぃぃ!」と頭を掻きむしっていた現場が元ネタです。付き合ってもいなけりゃそりゃ嫌だわな。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑦

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白馬の王子様を基にして作りました。

仮に自分が女性だったとして、いきなり白馬の王子様がきたら(悪い意味で)たまんねえなと思ったのがきっかけだったと思います。

少し小奇麗に作り過ぎた感がありますが、たまにはアクセントもいいかと思いました。(妥協)

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑥

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ここ数年で、現場主義にやや傾いた感があります。

こちらが理屈を固めたところで、実際に現場で動いている人はそんな理屈があるのは百も承知なことがほとんどです。

個人個人の思惑もしがらみもある中で、そのえらい理屈をどうやって現場に組み込むんだよ、というのはなかなかにエグイ問題で。

そんな中で、頭でっかちにならないための自戒の詩のようなものができあがりました。

昔よりも、理屈より感情に沿うやり方を大切にしたいなということなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日⑤

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「偽物」の語源は「似せもの」だそうです。

だから、「にせもの」自体に元々批判的なニュアンスは無かったとか。

そう言えば、「学ぶ」も「真似ぶ」と同源だそうです。

私もやはり、色んな真似をしながらやってきました。多分、これからもそうだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日④

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元ネタは、『或るアホウの一生』の中で、主人公が師匠に言われた言葉だったと思います。

当事者を勝ちと思うか傍観者を勝ちと思うかは個人の価値観次第でしょうが、個人的には結構際どい選択だなと思っています。

あと、ファミ通町内会が好きなのですが、傍観者と当事者という切り口で言えば、これはクリティカルでいつ見ても笑ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日③

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本当に「月が綺麗ですね」って言う人いるのかな、って思って作りました。

自分が女性だったら言われてどう思うかなと想像したら「月は綺麗だけどお前はブスってことか? 全く分かんねえぞオイ!」と思ったのでこんな詩になりました。

そう言えば、姉がその昔、婚活パーティーか何かで会った男性は、3回目くらいに会った時に「僕は性欲が強いんです」と言ったそうです。

恐らくそれはその男性なりの I love you だったのだろうと(無理やり)思うようにしていますが、「月が綺麗ですね」よりも直観的な気持ち悪さを醸していて、やっぱ虚構より現実の方がエグくて面白いなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日②

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元々は、谷川俊太郎さんの言葉遊び歌みたいな感じの、口に出して楽しいリズムの物を作ろうと思っていたのですが、最終的に毒が出てきてしまって何だかな、という感じです。

ここら辺、先の詩にもあった模倣主義的な側面が出てるなと思います。

言うまでもなく自戒の詩です。

 

 

 

 

 

 

 

 

・1月11日①

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確か高校の頃だったと思うのですが、国語の先生に言われた言葉が基です。

心っていうのはモヤモヤしてて、まだ言葉にも絵にも音にもなっていないものを無理やり言葉に変形して翻訳しなくちゃいけないから、心を言葉にするのはめちゃくちゃ難しいんだ――というような意味合いのことだったと思います。

考えてみれば、「何て言ったらいいのか分からないけど」という枕詞はよく耳にしますし、言葉にしたところで「そんなこと言われても分かんないよ!(ブチギレ)」みたいな感情が相手から返ってきてしまうこともよくあります。

それを思えば、言葉というのは意外に不便で、あまり良いもんじゃないな、というのはよく感じます。

絵を描ける人に憧れる理由の一つかもしれません。

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